If you have the feeling that something is wrong, don’t be afraid to speak up.
3月 16日
みなさん,こんにちは。弁護士の福本昌教です。
突然ですが,表題の語は,フレッド・トヨサブロー・コレマツ氏の言葉として知られています。直訳すると,「もしも,なにかおかしいと感じたならば,声をあげることをおそれてはならない。」となるでしょうか。日系アメリカ人であったコレマツ氏は,第2次世界大戦中のアメリカ合衆国による不当な差別に対し,戦後も名誉回復を得るまで戦い続けました。困難に遭っても信念を曲げないその姿には,感動させられます。
さて,現在の日本では,女性の権利に関する主張や選択的夫婦別姓を求める動きが活発になっています。従前多くの人が「やむをえない」とか「それがあたりまえ」と思っていたことについても,少数者や弱者にとっては耐えがたい苦痛であったという事柄もあるでしょう。 そのような事柄について,表題の語は,多くの人の希望や励ましになると思い,このブログで取り上げました。
新型コロナの影響によって制限された生活は続きますが,当事務所は,引き続き執務に全力を尽くし,「おかしいことはおかしいといえる」事務所となっていきたいと思います。少し時間があったので,久しぶりにブログを更新してみました。引き続きご愛顧のほどよろしくお願いいたします。