開業7周年を迎えて
4月 1日
当事務所は,2014年4月1日現在地において開業いたしましたが,このたび,開業7周年を迎えることができました。これもひとえに地域の皆様に支えていただいてのことと御礼申し上げます。
ちょうど1年前のブログを見返すと,当時,北信地方には新型コロナウィルスの感染が発生したとの情報がなかったことが記されていました。それから1年,第4波が襲来した模様であり,現在の長野市の感染警戒レベルは「5」となっています。新型コロナウィルスについては,なかなか終息が見通せない状況です。 そのような中ではありますが,東京オリンピックを前に,本日の夕刻,長野市内では,聖火リレーが行われるとのことです。少しでも希望の光になってほしいと思うばかりです。
さて,当事務所の事件処理について,前年度を振り返りますと,やはり新型コロナウィルスに起因する経済状況の悪化を受けてか,破産事件が増えたなという感じがします。 その他,貸金,不動産,離婚,相続といった一般民事家事の事件数には,大きな変動はなかったというイメージがあります。 また,前年度,当職は,相続財産管理人として,農地を国庫帰属させるという少し珍しい処理をしたことが印象深くあります。もっとも,今後も農業就業人口は減少することが考えられ,遺産に農地がある場合,相続放棄がなされる可能性もあることから,農地の国庫帰属という処理も増加するのかも知れません。
当職の生活面での個人的な感想としては,リモートでの会議出席が増え,外出や出張が減ったため,事務所で過ごす時間が増え,書面作成の仕事がはかどったという感じがあります。もっとも,そのためか単に年齢のためか,当職は,老眼が始まった模様です。「近視の人は老眼にはなりにくい」という噂は,どうやら単なる噂だったようです。
当職は,コロナ禍において,自宅と事務所に引きこもりがちとなり体重が増加したため,昨年からジムに通うようになりました。感染に十分注意しつつ少しでも体力を維持向上させ,事件処理に対しても最善を尽くしたいと思っています。
当事務所は,引き続き,クライアントのために,そして篠ノ井地域のために,丁寧かつ迅速に事件処理に邁進する所存です。引き続きのご愛顧をお願い申し上げます。
弁護士 福本昌教