法律の[窓](参議院法制局)
9月 17日
みなさん,こんにちは。弁護士の福本昌教です。
当職は,最近,面白いインターネットサイトを見つけました。それは,参議院法制局の「法律の[窓]」というサイトです。このサイトには,法律の仕組みや,日常生活に関わりのある法律の事柄を短くまとめた記事が掲載されており,読んでいてとても面白いサイトです。サイト内の記事は,参議院法制局の若手・中堅職員の方が執筆したものとのことであり,遊び心を感じさせてくれる記事もあります。
ところで,当職は,大学時代,法学部ではなく,商学部で勉強していました。当時(20年以上前の話です),当職の所属していた明治大学商学部には,1学年約1000人の学生(4学年で約4000人の学生)が学んでいたのですが,たしか法学部にも同じくらいの数の学生が学んでいたような気がします。当職は,商学部であれば,将来,ビジネスパーソンとして即戦力になるのではないかと考え(勘違いですね),商学部を受験し,商学部に入学したのですが,同時に,なぜそんなに多くの学生が法学部において法律を学ぶのか,正直わかりませんでした。
その後,当職は,弁護士になってみて,初めて分かりました。法律は,重要です。ルールを決めること,ルールに従って行動すること,ルールに従って紛争を解決することが,多くの人々の快適な生活することに資すると身にしみて分かりました。
世の中は,法律が全てということでは決してありません。むしろ法律によって解決できる問題は,人生の悩みの中のほんの一部かもしれません。しかしながら,法律がわれわれの日常に深くかかわっていることもたしかです。
そんなことを改めてきづかせてくれた「法律の[窓]」でした。