整理と整頓
1月 27日
新春初投稿です。みなさん,こんにちは。弁護士の福本昌教です。
さて,先日,本を読んでいると「整理」と「整頓」の違いについての記載がありました。
「整理」とは,「無駄なもの,不要なものを処分すること」
「整頓」とは,「必要なものがいつでも取り出せる状態にしておくこと」
らしいです。この日本語の定義が正しいか否かは別として,うーん,耳が痛いですね。
執務机の周りを見ながら,自分自身の仕事ぶりを見返してみると,「整理」はできているようですが,「整頓」が今一歩できていないと気づかされました。
「整理」ですが,私は,自分宛に届いた書面などについて,保存の要否を判断し,必要な処理(返信,2穴パンチをあけての保存や証拠となるものについては穴をあけずに保存など)を比較的迅速にできていると,ひっそりと自負しています。ファイリングや保存は嫌いではなく,むしろ好きです。ファイリングはちょっと面倒ですが,ファイリングし終わった後の状態がきれいであればその爽快さが面倒な感じを上回ります(収集癖というわけではないですが)。おかげさまで,必要な書面や資料をなくすということは,まずありません。
ところが,「整頓」となると。。。「たしか,2,3年前に参加した研修会の資料にこの点に関する記載があったような気もする」とおぼろげな記憶を頼りに,研修資料を探すこともあるのですが,,,なかなかすんなりとは出てきません。そもそも当時の記憶自体があいまいならば,いつ入手した資料なのか,どのファイルに綴ったのかもあいまい。。。こういう「いつか役に立つだろう」的な資料は,「忘れた頃に必要となる」ことを前提に,検索しやすいファイリング方法をあみださないと結局役に立ちませんね。
自戒の念を込めて,「整理」のみならず,「整頓」を心がけようと思った新春でした。